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奥日光で楽しむ!おすすめの登山・ハイキング6選!

奥日光で楽しむ!おすすめの登山・ハイキング6選!

日光といえば、世界遺産登録の「二社一寺」が有名ですが、日光国立公園の真髄「奥日光」まで足を伸ばせば、絶好の景色がみられる登山やハイキングが楽しめます。
今回は奥日光の観光案内所で勤めつつ、アウトドアガイドでもある筆者がおすすめの登山ルートやハイキングコースを紹介します。
初心者から中級者まで楽しめるルートがたくさんありますので、参考にしてみてください。

【こちらからハイキングに役立つガイドマップがダウンロードできます】
 ・奥日光ガイドマップ 日本語版
・Oku-Nikko Guide Map English.Ver.

1.「半月山(はんげつさん)」中禅寺湖と男体山を望む展望の山【登山・初中級者向け】

  • 半月山展望台からの景色
  • 半月山駐車場からの景色
  • 半月山駐車場からの登山道
  • 半月峠からの富士山
  • 湖畔沿いから八丁出島
半月山は、中禅寺湖の南岸に位置する標高1,753mの山で、奥日光屈指の展望スポットとして知られています。半月山駐車場からスタートすると短時間で山歩きを楽しめるのが魅力。山頂付近の半月山展望台からは、中禅寺湖を眼下に、正面に男体山、左奥に戦場ヶ原が見渡せる雄大な景色が広がります。特に秋は湖畔と山々が色づき、気軽に絶景を楽しみたい方におすすめのハイキングコースです。主なルートの「半月山駐車場」からのルートと、「歌ヶ浜駐車場」からの2つを紹介します。

【ルート1:半月山駐車場より】所要時間:約1時間10分:初心者向け


コースタイム

【半月山駐車場】展望台へ向かうハイキングの起点となります。トイレはありませんので、歌ヶ浜駐車場のトイレであらかじめ済ませておきましょう。
 ↓約30分
【半月山展望台】中禅寺湖を眼下に、正面には男体山、その背後に日光連山が連なる大パノラマが広がります。
 ↓約10分
【半月山頂上】木々に囲まれているので眺望は良くありませんが、静かな雰囲気に包まれ落ち着いて休憩できます。
 ↓約30分
【半月山駐車場】同ルートで駐車場へ戻ります。

合計所要時間:約1時間10分(休憩時間等を除く)

※注意
・半月山駐車場へ通じる「中禅寺湖スカイライン」は冬季閉鎖します。(閉鎖期間11月下旬~4月下旬)
・中禅寺湖スカイライン以降はトイレがありません。手前の歌ヶ浜駐車場で済ませましょう。
・半月山駐車場へのバス(東武バス)は季節運行です。(例年10月上旬~11月上旬に運行)
・開放期間中の通行可能時間は7:00~17:00間です。


【ルート2:歌ヶ浜駐車場より】所要時間:約4時間:中級者向け

コースタイム

【歌ヶ浜駐車場】中禅寺湖畔に位置し、湖と男体山を望める散策スポット。トイレも整備されており、登山前後の立ち寄りにも便利。
 ↓約40分
【狸窪(むじなくぼ)】湖畔から山側へ入り、樹林帯の中を進みます。ここから急な登りが始まります。
 ↓約60分
【半月峠】社山へ向かう登山道との交差点。天気がよいと富士山が望めます。
 ↓約30分
【半月山展望台】中禅寺湖を見下ろし、正面に男体山、左奥に戦場ヶ原を望む展望スポット。歩いて登った分だけ、到着時の景色は格別です。
 ↓約10分
【半月山頂上】豊かな木々に囲まれた山頂は静かな雰囲気に包まれており、落ち着いて休憩できます。
 ↓約1時間40分
【歌ヶ浜駐車場】同ルートで駐車場へ戻ります。

合計所要時間:約4時間(休憩時間等を除く)

半月山周辺のおすすめスポット

  • 明治時代に英国外交官アーネスト・サトウが建てた別荘を復元・公開した施設です。館内では日光が国際避暑地として発展した歴史を学べ、湖畔に面した庭園やカフェからは中禅寺湖の穏やかな景色を楽しめます。

  • 1928年に建てられた旧イタリア大使館別荘を公開する記念公園です。和洋折衷の木造建築と、中禅寺湖を望むテラスが印象的で、館内展示からは当時の外交や別荘文化を感じ取れます。

  • 中禅寺湖畔にあるそば処。中禅寺湖を一望出来る席で打ちたてのそばが楽しめます。香り高いつゆと石臼挽きのそばの相性が抜群で、ニジマスの塩焼きや湯波料理もおすすめです。

2.「太郎山」静けさに包まれた修験の山【登山・中級者向け】

  • 小田代原から見た太郎山
  • 樹林帯と笹の道が多い
  • 山王帽子山からの男体山
  • 小太郎山からの稜線
  • 太郎山山頂
太郎山(標高2,368m)は、男体山の北側に連なる奥日光の山で、落ち着いた雰囲気の中で自然を味わえる一景です。登山道は樹林帯や穏やかな尾根歩きが中心ですが、小太郎山から太郎山へ向かう稜線上には岩場や細い箇所があり、足元に注意が必要です。特に雨天時や下りでは慎重な行動が求められます。稜線を越えると視界が開け、中禅寺湖や男体山、日光連山の山並みを望む展望が楽しめます。静かな山歩きと適度な歩きごたえを求める方におすすめの山です。ルートは、山王峠からのルートと、志津林道登山口のルート、その2つを使った周回ルートがあります。今回は山王峠からの往復のルートを紹介します。

【太郎山(山王峠〜山王帽子山経由往復)】所要時間:約6時間30分:中級者向け


コースタイム

【山王峠側登山口】金精道路沿いに位置する峠で、太郎山・山王帽子山方面への登山口です。
 ↓約1時間
【山王帽子山】樹林帯を抜けてたどり着く山頂。展望は限られますが、尾根上の静かな雰囲気が印象的です。
 ↓約2時間
【小太郎山】眺めの良いピーク。天気がいいと日光連山、日光白根山、燧ケ岳、会津駒ヶ岳までも見えます。
 ↓約30分
【太郎山】岩場の稜線を経て到着。静かな山頂で、天候が良ければ男体山や日光連山の眺めが楽しめます。
 ↓約3時間
【山王峠】同ルートで登山口へ戻ります。

合計所要時間:約6時間30分(休憩時間等を除く)

太郎山付近のおすすめスポット

  • 四季を通じてハイキング、野鳥観察、冬にはクロスカントリーなどのアクティビティを満喫できます。宿泊以外にも源泉かけ流し露天風呂の日帰り入浴も楽しめます。
  • 初代・吉田徳三郎氏が明治30年に入植・開墾し牧場を開場。「日光」と「徳三郎」から取った「光徳牧場」の名は、一帯を示す地名にもなっています。
    大自然にマッチする外観のログハウスレストラン「CORRAL」では、ボリューム満点のハンバーガーセットや、光徳牧場オリジナルの濃厚なアイスクリームを味わえます。
  • 日光国立公園内にある、ミズナラなどの広葉樹に囲まれた園地で、初夏は新緑、秋は紅葉の美しい景色を楽しむことができます。また園地を抜けて南下すると、綺麗な水のみに生息するバイカモが見られる光徳沼に出ます。

3.「社山(しゃざん)」中禅寺湖を見下ろすご褒美の尾根歩き【登山・中級者向け】

  • 社山山頂
  • 阿世潟からの登り道
  • 阿世潟峠
  • 峠から社山への登山道
  • 細い尾根に注意
  • 社山への尾根道
  • 帰りは湖を男体山を見ながら尾根歩き
  • 山頂奥からの景色
社山は、中禅寺湖の南岸に位置する標高1,827mの山で、湖を見下ろす展望と落ち着いた雰囲気が魅力です。登山道は樹林帯が中心ですが、稜線に出ると視界が開け、男体山や中禅寺湖を一望できます。特に下山時は、中禅寺湖と男体山を望みながら尾根を歩く区間があり、登りの疲れを忘れさせてくれるご褒美のような時間が楽しめます。半月山と合わせて歩く縦走ルートもありますが、今回は歌ヶ浜からの往復のルートを紹介します。

【歌ヶ浜ー社山往復ルート】所要時間:約4時間50分:中級者向け


コースタイム

【歌ヶ浜駐車場】中禅寺湖畔に位置し、湖と男体山を望む散策スポット。トイレも整備されており、登山前後の立ち寄りにも便利。
 ↓約1時間10分
【阿世潟(あぜがた)】景色のいいビーチ。湖畔沿いから山側への登りが始まります。
 ↓約25分
【阿世潟峠】半月山へ向かう登山道との交差点。中禅寺湖や男体山を望むことができます。
 ↓約1時間
【社山頂上】山頂は木々に囲まれていますが、少し進むと足尾の山々と白根山が見渡せる広場に着きます。
 ↓約2時間15分
【歌ヶ浜駐車場】同ルートで駐車場へ戻ります。

合計所要時間:約4時間50分(休憩時間等を除く)

社山周辺のおすすめスポット

  • 明治時代に英国外交官アーネスト・サトウが建てた別荘を復元・公開した施設です。館内では日光が国際避暑地として発展した歴史を学べ、湖畔に面した庭園やカフェからは中禅寺湖の穏やかな景色を楽しめます。

  • 1928年に建てられた旧イタリア大使館別荘を公開する記念公園です。和洋折衷の木造建築と、中禅寺湖を望むテラスが印象的で、館内展示からは当時の外交や別荘文化を感じ取れます。

  • 歌ヶ浜近くの釣り船レンタル、湖畔レストラン、お土産品のお店。自慢のヒメマス料理をはじめ、湖畔の風景とともにゆったり食事を楽しめます。

4.「男体山」日光を代表する信仰の山【登山・中上級者向け】

  • 男体山全景
  • 岩の多い樹林帯の登山道
  • 9号目付近
  • 山頂近く
  • 山頂からの中禅寺湖
  • 奉納された剣

奈良時代に勝道上人が登頂した霊峰、男体山。雄大なその姿から日本百名山にも数えられ、今でも多くの市民や観光客から親しまれている、まさに日光を象徴する山と言えるでしょう。
その登山口は日光二荒山神社中宮祠にあり、山頂には神社の奥宮が存在します。また山頂には光り輝く巨大な剣が突き立っており、その姿は一見の価値あり。
ルートはなかなか厳しく、登山道は岩の多い樹林帯が大部分を占め、ほぼ直登となるため、体力もある程度必要です。
コースタイムは往復で約6時間(休憩等含まず)。厳しい道程の分、山頂から見る中禅寺湖、女峰山や太郎山などの景色は格別です。標高差約1,200mと健脚向けのコースではありますが、一度はチャレンジして欲しい山です。


【二荒山神社中宮祠ー男体山往復コース】所要時間:6時間30分:中上級者向け

コースタイム

往路:約3時間50分
復路:約2時間40分
合計:約6時間30分


標高:2486m
登山口:日光二荒山神社中宮祠
登山できる期間:4月25日~11月11日
受付時間:午前6時から正午まで
登拝料:1000円(2025年現在)※二荒山神社中宮祠にて登拝料を納めます。

男体山周辺のおすすめスポット

  • 中禅寺湖の北岸、男体山山麓の景勝の地に鎮座する神社です。男体山の山頂にある二荒山神社奥宮と、日光市内にある二荒山本社の中間にあるので中宮祠と呼ばれています。男体山の登山口でもあります。

  • 日光四十八滝といわれるくらい滝が多い日光市内で、最も有名とも言えるのが華厳滝。
    中禅寺湖の水が、高さ約97メートルの岸壁を一気に落下する壮大な滝で、自然が作り出す雄大さと、華麗な造形美の両方を楽しむことができます。

    エレベーターで行ける観瀑台から間近で見る滝つぼは迫力満点。爆音とともに水しぶきが弾ける豪快な姿が見られます。
    5月には見事な新緑、6月にはたくさんのイワツバメが滝周辺を飛び回り、1月から2月にかけては十二滝と呼ばれる細い小滝が凍るため滝全体がブルーアイスに彩られ、四季折々に違った景色を堪能することができます。

     

    (写真は一部、「日光フォトコンテスト入賞作品」を使用しています。) 

    ※現在の華厳滝落水量目安はこちら(栃木県公式HP)

    ※夜間など、水量により止水する可能性があります。

  • 中禅寺湖を一望する客室や、Cafeラウンジを併設。囲炉裏を囲んでおしゃべりして、源泉かけ流しの美肌温泉で癒されて。日帰り入浴も可能。中禅寺湖から徒歩10秒!華厳滝は車で約3分!
  • かつてイタリアやフランスなどの諸国の別荘地として栄えた中禅寺湖畔の古き良き雰囲気を、食を通じて味わえるフレンチレストラン。素朴さの中にもどこか新しさを秘めた温かみのある一皿を、家庭的な雰囲気の店内で楽しめます。

  • 四代にわたり暖簾を守り続ける歴史あるそば処。利尻昆布や屋久島産のサバ節、本節から丁寧に引いただしは奥深い味わいで、鹿沼産そば粉の手打ちそばと相性抜群。昔ながらの錦どんぶりを使うなど、随所に老舗の風情が感じられます。

  • 奥日光の情報発信基地として、最新の自然情報や奥日光の観光情報、その他さまざまなご案内をしています。令和5年3月にリニューアルし常設展示室が大幅に改修されました。また、ガイドツアーや、E-bikeのレンタルなどを提供しています。

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日光を代表する名峰「男体山」。この山は780年代より山自体が信仰の対象となり、山頂には日光二荒山神社の奥宮があり、二荒山(ふたらさん)とも呼ばれています。「ふたら」とは観音浄土の補陀洛(ふだらく)からきているとも言われ、多くの伝承と積み重ねた歴史を持つ、日光の文化に強く紐付いた名峰です。標高2,486mのこの山は、登る楽しみだけでなく、歴史や四季折々の景色、周辺スポットを巡る楽しみ方もあります。今回は、男体山をより深く楽しむための方法をご紹介します。

5.「戦場ヶ原」いきものと植物の散策路【ハイキング・初心者向け】

  • 戦場ヶ原
  • キビタキ
  • アカゲラ
  • 木道散策
  • 戦場ヶ原のレンゲツツジ
  • 秋の戦場ヶ原
  • 泉門池(いずみやどいけ)
  • 冬の木道
標高約1,400mに広がる湿原で、その広さは約400ヘクタール、東京ドームの約100倍にもなります。約2万年前の男体山の噴火によって川がせき止められて誕生したとされ、その名は中禅寺湖をめぐり男体山と赤城山(群馬県)の神が争ったという伝説に由来しています。現在は日光国立公園を代表する湿原として知られ、木道や遊歩道が整備され、四季折々の自然を間近に感じながら散策や自然観察が楽しめます。様々なハイキングルートがありますが、今回は代表的な「赤沼」から「湯滝」へのハイキングルートを紹介します。

【赤沼ー湯滝ハイキングコース】所要時間:約1時間45分:初心者向け

コースタイム

【赤沼】「赤沼自然情報センター」とトイレがあるので、ここで戦場ヶ原の情報の確認などの準備しておくことをおすすめします。
 ↓約5分
【赤沼分岐】ここまでは土の道。この辺りから木道が始まります。
 ↓約25分
【展望台:ワタスゲデッキ】戦場ヶ原の湿原を一望できます。6月にはズミの花とワタスゲの綿毛が楽しめます
 ↓約10分
【青木橋】 この辺りから森の中に入っていき所々土の道を歩いていきます。多少アップダウンのある道を進みます。
 ↓約25分
【泉門池(いずみやどいけ)】休憩用のベンチやテーブルがならび、多くの方がここをランチ休憩に利用しています。
 ↓約40分
【湯滝】木道と土の道を繰り返して、迫力のある湯滝へ到着。途中に「小滝」を経由するコースとの分岐があります。

合計所要時間:約1時間45分(休憩時間等を除く)

戦場ヶ原周辺のおすすめスポット

  • 戦場ヶ原の入り口「赤沼」にある、戦場ヶ原や小田代原を中心とした奥日光の自然や歩道状況などの情報が得られる施設です。館内には、戦場ヶ原の成り立ちや名前の由来となった伝説、四季折々の花の種類などがわかる展示が盛りだくさん。ハイシーズンには、センターから出発する自然体験ツアーも開催し、様々な角度から自然を楽しんでいただくことができます。

  • 創業100年以上、奥日光の自然の恵みから生まれた自社製クラフトビールをはじめ、日光ゆば、たまり漬けなどの日光名産品や、地元食材をふんだんに使ったお食事を提供しています。Eバイクのレンタル、ネイチャーガイド、星空案内などのアクティビティも充実。
  • 戦場ヶ原、三本松園地のお土産とお食事のお店です。日光並木舞茸を使った天ぷらメニューや、カレーライス、うどんなどメニューも豊富。また、餃子コロッケや日光チュロス等の独特な商品を多数販売しています。戦場ヶ原天然水使用のオリジナルブレンドコーヒーもおすすめ。

  • 看板犬がいて、お客様をお出迎えしてくれます。店内では、ゆばそば、山菜そば、丼もの、おでんなど、お昼の休憩にピッタリのメニューを提供しています。また、お土産も販売しています。

  • 湯ノ湖の南端にある高さ約70メートル、長さ約110メートルの滝。滝壺目の前に観瀑台がありますので、その迫力ある姿を間近で眺めることができます。湯滝トイレ、駐車場は冬季閉鎖。

  • 古くから続く、食事とお土産処。滝を見ながらそばや丼物が楽しめます。中でも施無畏(せむい)だんごはおすすめの一品。また、コーヒースタンド旅情庵ではひぐらし餅付きの抹茶や清流で淹れたコーヒーを楽しめます。

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6.「切込湖・刈込湖 & 涸沼(かれぬま)」 ふたつの湖と静寂の湿地【ハイキング・中級者向け】

  • 涸沼
  • 切込湖・刈込湖
切込湖と刈込湖は、奥深い森の中に並ぶ二つの湖。登山道を進むにつれて視界が開け、静かな湖面が現れる瞬間は、このコースならではの魅力です。ハイキングルート上に位置する「涸沼」は、湿地特有の落ち着いた景観が楽しめる場所です。季節ごとに変化する草花や木々が、湖とはまた異なる表情を見せてくれます。切込湖・刈込湖の水景と涸沼の静寂をあわせて味わうことで、日光の自然の奥深さがより感じられるルートです。今回は日光湯元温泉から光徳園地までのルートを紹介します。

【切込・刈込湖ハイキングルート】所要時間3時間50分:中級者向け


コースタイム

【日光湯元温泉〜刈込湖・切込湖〜光徳園地 縦走ルート】
コースタイム

【日光湯元ビジターセンター】奥日光観光の拠点となる温泉地。バス停やトイレが整い、登山の起点として便利です。
 ↓約40分
【小峠】湯元温泉から樹林帯を登り詰めた峠。ここから先は静かな森の道が続きます。
 ↓約30分
【刈込湖】森に囲まれた静かな湖で、水面に木々が映り込む落ち着いた景観が広がります。休憩にも適した場所です。
 ↓約10分
【切込湖】刈込湖と並ぶ湖。やや開けた湖畔からは、自然の奥深さを感じられます。
 ↓約60分
【涸沼】その名の通り水の無い沼。山に囲まれたすり鉢上の草原で、なんとも言えない雰囲気が漂います。
 ↓約25分
【山王峠】山王道路沿いの峠で、太郎山・山王帽子山方面への分岐点。ここから長い下りが始まります。
 ↓約1時間5分
【光徳園地】牧草地が広がる開放的なエリア。バス停やトイレがあり、下山後の休憩にも適しています。

合計所要時間:約3時間50分(休憩時間等を除く)

切込湖・刈込湖 & 涸沼周辺のおすすめスポット

  • 環境庁が平成6(1994)年にオープンした施設。パネル・ビデオ、サイネージ、はく製、鳥の鳴き声など、奥日光を学べる展示が数多あり、奥日光の自然情報が満載。ハイキングの前にぜひ訪れたい場所です。
  • 戦場ヶ原の奥、湯ノ湖の北岸に開けた静かな温泉街。日光の奥座敷といわれ、約1200年前に日光開山の祖・勝道上人が発見したとされる白濁の硫黄泉が湧く名湯で、神経痛やリウマチに効くといわれています。

  • 奥日光・戦場ヶ原近くの高原地帯にある温泉。春~夏にはハイキング、冬にはスノーシュー・クロスカントリーでの自然散策を楽しめます。

自分のペースで、日光の山歩きを楽しんで!

奥日光には、信仰の山から湿原、湖、展望の良い山まで、多彩な登山・ハイキングコースがそろっています。歩く距離や標高差はさまざまですが、それぞれに異なる景観や静けさがあり、体力や目的に合わせて選べるのが魅力です。
無理のない計画と装備を心がけ、四季折々に表情を変える日光の自然を、自分のペースでじっくり楽しんでみてください。

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この記事を書いた地元ライター
この記事を書いた地元ライター

アウトドアガイド・ライター 
すー(鈴木 隆)

日光市生まれ日光市育ち。40代で脱サラ後に、カナダに留学して退職金を使い果たす。帰国後は観光関係の仕事をしつつ、アウトドアガイドとしても働く日々を送っています。キャンプ、登山、ロードバイク、トレランなど外遊びが趣味で、楽しく働いて生活することをモットーとしています。

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